Saturday, August 20, 2022

多賀城跡(宮城県多賀城市)に行ってきました!(^^)/

盆休みを利用して東北に旅行し、太宰府市と友好都市である多賀城市(宮城県)の多賀城跡に行ってきました。(^^)/

多賀城跡を訪れるのは2度目ですが、今回の目的はコレです。

復元が進んでいる多賀城外郭の南門です。まだ完成はしていませんが、その建設途中の様子を見たくて行ってきました。

その内容をレポートします。
少々長い文章になりますが、お付き合いください。


目次:
●多賀城跡について
  ▼多賀城とは
  ▼多賀城の施設
●南門の復元状況
●南門以外
  ▼南門周辺の公園
  ▼南大路
  ▼城前官衙エリア
  ▼政庁周辺
  ▼壺の碑(多賀城碑)
●そのほか
  ▼東北歴史博物館
  ▼おまけ


●多賀城跡について

▼多賀城とは(ホームページ『太宰府市 - 友好都市 多賀城市(宮城県)』より

”奈良・平安時代に陸奥国府が置かれ、奈良時代には鎮守府も併せ置かれた古代東北の政治・軍事・文化の拠点です。奈良の平城宮跡、大宰府跡とともに日本三大史跡といわれ、多賀城廃寺跡とともに特別史跡に指定されています。
平安時代、都の貴族たちはこの地を「みちのく」の名で憧れ、多くの歌を詠んできました。(特別史跡、日本遺産)”

▼多賀城の規模(多賀城跡においてあったパンプレットより

”多賀城跡は、市北部の丘陵上に位置しています。南辺や西辺の一部は沖積平野を取り込んでいることから、起伏に富んだ地形となっています。
多賀城の外郭施設は、築地と材木塀で囲まれており、一辺が約900mのいびつな方形となっています。そのほぼ中央部に南北116m、東西103mの築地で囲まれた政庁が位置しています。”
(現在の多賀城跡全景 - 多賀城跡においてあったパンプレットより)


●南門の復元状況

まず、お目当ての南門に行ってみました。

南門は小さな丘の上で復元工事が進んでいます。
(麓(?)の工事外郭から。政庁は更に高い丘の上に位置しています)

復元中の南門はまだ覆屋で覆われているので中の建物の様子は分かりませんが、覆屋の大きさ・高さからしてだいぶ工事は進んでいるみたいです。
(復元中の南門の覆屋)

『史都、多賀城』のホームページによると建物の骨組み(?)の建設は完了していて現在は建具工事、左官・塗装工事、瓦葺き等が進んでいるようですね。
(南門復元工事の工程 - ホームページ『史都、多賀城』より)

完成は多賀城創建1300年の令和6年(2024年)の予定とのこと、楽しみです♪


●南門以外

▼南門周辺の公園


南門周辺は公園として整備されています。私が行った時は親子連れが遊んでいました♪
(南門周辺の公園:市民の憩いの場です)


▼南大路

南門(および周辺)を見た後、政庁へ向かいました。

政庁へと続く南大路は幅が広くいかにも『大路』って感じです(現在は舗装されています)。
上記しましたが多賀城政庁は大宰府政庁とは異なり高い丘(南門よりも更に高い所)の上にあります。
(南門から政庁へと続く南大路にて)


▼城前官衙エリア


南門から政庁へ続く南大路の沿道(右側)には城前官衙エリアがあり、ここも現在復元中のようです。『工事中』の柵があってが近づけません。 f(^^;
城前官衙エリア:建物は当時の役所の構造を再現した休憩施設だそうです)

多賀城創建1300年に向けて着々と準備が進んでいるようですね。(^^)


▼政庁エリア

南大路を政庁に向かうにつれ、だんだんと雲行きが怪しくなってきました。(-_-)

南大路を進むと途中から階段になっています。ここを登ると政庁です。

(政庁まであと少しです)

階段を登ると大宰府政庁跡と同じような広場(政庁エリア)になっています。
(政庁エリアの広場)

広場には政庁を復元した模型があります。雨ざらしですが、鉄?石?陶器?製で壊れる心配はありません。(^^)

政庁正殿跡は大宰府と同じく礎石のみが残っています。
(多賀城政庁正殿跡

政庁エリア(丘の上の広場)にいる時に不意の通り雨に会いました。逃げ場もなくズブ濡れになってしまいました。(笑)
(雨が小降りになった政庁跡から南門方向を見下ろしたところ)


▼壺の碑(多賀城碑)

これより壺の碑に向かいました。

歌枕としても有名な壺の碑は復元中の南門のすぐ裏にあります。

(雨上がりに烟る壺の碑のお堂)

お堂の中には石碑が建っています。私にはこの碑のありがたみがイマイチ分からないのですが…。(笑)
(お堂の中の石碑と傍らの説明文)

(愛車と壺の碑のお堂)


●そのほか

▼東北歴史博物館

多賀城跡のすぐ近くには『東北歴史博物館』があります。

多賀城に関する展示もあるようですが、今回は時間の都合で残念ながら寄れませんでした。次回にはぜひ訪問したいと思っています。
(東北歴史博物館 - ホームページ『おしごとはくぶつかん』より)


▼おまけ

夕飯は仙台の馴染みの店でとりました。写真は冷やし中華です(そうは見えませんが f(^^;)。豪華ですね(^O^)。店主がわざわざ準備してくれていてシャレで出してくれました。
(コレは冷やし中華です!)

これまた大満足でした。(^^)/



以上、多賀城跡レポートでした。