[in Japanese 日本語]
今回のタイトルの和訳は”異変”です。
夏のソロツーリングより戻ってきました。
今回もさまざまなヒト・モノ・酒・食い物・風景との出会いがありもちろん充実したツーリングであったことはいうまでもありません。そんななかでひとつの異変があったのです。
私は自転車を始めて13年になります。GWとお盆休みは欠かさず宿泊ツーリングに出かけています。後ろに(時には前にも)キャリアをつけてサイドバッグをぶら下げ、のろのろと走るのが私のスタイルです。
以前の(日本の)趣味の自転車というと、このスタイルが一般的でフランス(?)生まれのランドナーなどは日本で独自の進化を遂げたそーです。私も昔からそういう自転車の楽しみ方があることは知っていましたが、私が始めたころは大分廃れてきていて、ツーリング中に出会うひとはわずか。それが年々減ることはあっても増えることはなかったんですよね。最近はせいぜい一週間で2,3人(組)程度でしょうか。
それがですね、今回は人数にすれば3,40人以上、組数にしても10組以上と遭遇しているのですよ。これは大変なことですよ、本当に。
超人気のルートだったのかもしれませんが(最近、おくのほそ道のせいで、メイン街道をあまり走っていません。今回は国道が結構多かったんですよね)、とにかく今までの私からすればゾロゾロと走っているぐらいの印象がありました。
ロードバイクブームのおかげですかね、いよいよツーリング屋も復権か?!と思った次第です。
一番目立ったのは大学生のサイクリングクラブとおぼしき集団。3組ぐらい見ました。
みんなおそろいのサイドバッグをつけて楽しそうでした。
今回ブログのタイトルを”異変”と銘打ったのは私のようなラクダ(キャラバン)系ツーリング屋の人数が増えたのがうれしかっただけではなくてですね、ちょっと気になることがあったんですよ。
ラクダ(キャラバン)系の2輪乗りといえばですねぇ、オートバイと言わず自転車と言わず、すれ違いざまには片手を上げて「お互いがんばろー」ってやるんですよ。熱かったり孤独だったり、好きでやってるんで別に不満とか文句とかはもちろん無いんですが、たまに同じことをやってるヒトに会ったらうれしいじゃないですか、別に義務感とかじゃなくて単純に自然に手が挙がるんですよね。それが今回は無いんですよ。
今回こんなことがありました。峠の信号で後続集団を待っているキャラバンのヒトたちを見かけたので、追い越しざまに「コンニチハ。」と声をかけたら7,8人いた集団の中で答えてくれたのは一人だけ、あとはどちらかというとみんな怪訝な顔をしていました。集団だけじゃなくて、一人で走っている人が向こうからやってくるときにすれ違いざまに手を挙げて挨拶してもリアクションが少ない。
・・・・。
さびしいなぁ~。オレならうれしいんだけどなぁ。
あんまりオジサン的理屈っぽいことをうだうだ言うつもりはないんですが、みんなっ!手を挙げよう!楽しいぞぉ~
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