[in Japanese 日本語]
昼にガールフレンドと合流して出発した。
大井町あたりでふと思う。
「そーいやお台場ってチャリではどーいくのだ?」
考えるのがメンドーだったのと、夜に用事があり急いでいたので、浜松町から船に乗ることにした。
さて、お台場に着いたがさらにガンダムがどこにあるか分からない。「フジテレビあたりにくれば絶対にあるはずだ。」という安直な考えできたのだが、船着き場からはガンダムは見えない。しばらくうろうろしてみる。
ガールフレンドはお台場に来ている理由をまだしらないので、聞くわけにもいかない。というか聞いても絶対にしらないだろう。
困ってしまったので、ケータイで検索して場所を突き止めた。フジテレビ前の公園の隣の公園だ。チャリで行けばあっという間の距離。
「こっち、こっち」
彼女を促していよいよガンダムへと向かう。
木々の上についにその姿を捉えた。
「うおぉー、この距離でもかっちょええぇー」
既に興奮してきた。彼女もよーやくお台場に来た理由が分かってニコニコしている。
足元までくるともうかぶりつき状態である。後ろからだけで、写真撮りまくりである。振り向くと彼女が手を差し出している。「カメラ。」
おおっ!忘れていた、俺も写してもらわんと。
横でも当然撮る。
正面から、うおーまさしくガンダムが立っている!!!
興奮冷めやらぬが、少しだけ落ち着いて遠くから眺めてみる。これもまた良し。
つくづく思うのだが、このガンダムは未来永劫立たせておくべきである。それは別に私がガンダム好きだから言っているのではない。この実物大ガンダムはファンでなくても一見の価値はある。技術立国日本を象徴する構造物として、昔の日本を代表する構造物である奈良の大仏と同じぐらいの価値は絶対にある(そういう意味では別にガンダムでなくても、マジンガーZでも鉄人28号でもよいと私は思っている)。日本人として一度は観ておくべきモノであると思うし、海外からの観光客も絶対に呼べる。この夏のイベント終了後に壊してしまうなどもってのほかである。お台場なら半端な自由の女神なんぞいらないからこのガンダムこそを残すべきである。
帰りの船の中でそんなことを興奮気味に思った次第。
ガンダムは7月11日に正式に完成し、イベントも始まっている。この夏は何度お台場に足を運ぶことになるのだろうか。